第2回も白熱! エコプロこども新聞への挑戦






  昨年12月10-12日に開催された日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2009」。 多くの出展企業や参加者で熱気あふれる会場の一角に、12日(土)の朝から真剣な表情の小学生たちが続々と集まってきた。
  彼らは、「エコプロダクツ」を体験しにきたのではない。各企業の環境への取り組みを、子どもの目で見て、取材し、子どもの言葉と自分たちが撮った写真により新聞をつくろうという体験型企画「エコプロこども新聞大賞」の参加者たちだ。つまり、れっきとした「こども記者」なのである。
  この日会場に集まったのは事前に応募した小学校4年生から6年生の32チーム。取材対象はあらかじめ決められている5企業(エプソン、東京ガス、東京電力、凸版印刷、三菱UFJ フィナンシャル・グループ)だ。
  そしてこの取り組みは、今回で2回目。前回は連続5日間、小学生による「エコプロこども新聞」が華々しく日本経済新聞の紙面を飾った。 それを知る今回の参加者は、「今年は自分たちの作品を新聞に」と意気盛ん。エコプロに先立ち取材対象各社の情報をホームページ等で調べるなど、事前準備に余念がない。
  しかし、がんばっても参加32チーム中、本当に新聞紙面を飾れるのは各ブロックの最優秀賞受賞チームだけ。厳しい選考を勝ち残るのは、いったいどのチームだろうか。

まずは勉強 新聞は、どうやってつくるのだろうか

新聞づくりカンタン
マニュアル


エコプロこども新聞
「原稿づくり用紙」

  集まったこどもたちは小学校4-6年だから、授業の壁新聞づくりは体験したことがある。 しかし、本物の新聞づくりとなると、もちろん初めてだ。会場となる東京ビッグサイトの会議棟には、背広姿の新聞社の人がずらり。どんどん「こども記者」たちの緊張が高まってくる。
  1日がかりの新聞への取り組みのうち、まず午前中は「新聞づくり」の授業。 「例えばアメリカの大統領は誰か、日本の総理大臣は何をしているか、みんな新聞やテレビのニュースを通じて、情報が知識となり、頭の中に入ってくる。新聞記者はみんなの代わりに、代表で情報を持つ人に直接話を聞き、正しい情報とそうでない情報を見分けて、きちんと伝える仕事をする仕事だ……」。
  こども記者からの質問も飛び、会場がだいぶ和やかになったところで、記事制作の指導のプロから、具体的な新聞づくりのコツを教わる。まず「聞くことを整理して、事前に要点をまとめる」、それから「名刺交換して、あいさつする」。次に「ゆっくり話し、要点をきちんと伝える」、そして「その場でメモをとる」。さらに「話し終えたら、お礼をいう」「記事を書く時は協力してくれた人(取材相手)の名前、肩書まで正確に」など、どれも大切なことばかりだ。